鯉のぼり

 ご存じのとおり鯉のぼりは, こども達の健やかな成長を願って揚げるものです。また、一緒に飾られている五色の吹き流しには「魔除け」の意味が込められています。暗いニュースが目立つこんな時期だからこそ皆さんの健康を祈りたいと思い、本日から揚げることになりました

『やねよりたかい こいのぼり  ♪~
 おおきいまごいは おとうさん 
 ちいさいひごいは こどもたち ♪~
 おもしろそうに およいでる    』

(作詞:近藤 宮子  昭和6年 初出)

このように黒と赤の二匹しか無かった時代の童謡には「お母さん」が出てきません。

昭和30年代後半からは、青い鯉が加わり、真鯉(黒)=お父さん

                   緋鯉(赤)=お母さん 

                   青い鯉=子供

となっていますが、時代とともに鯉のぼりも変わります。そのうち、銀色(シルバー)の鯉が二匹で泳ぎ、数年後には一匹になるのかも知れません。(寂)